Sunday 
posted by スポンサードリンク
-
comment : 0
trackbacks : 0

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています


<< 季節はずれのアジサイと、これもアジサイ!?  ◆  椿山 マムシのちび助の気持ちは・・・ >>
Tuesday 16:49
posted by やぶ乃椿散人
椿山の話
comment : 3
trackbacks : 0

コジュケイ ピーコの大事な卵


私が仕事をする椿山。約3千坪ほど。
一年のうち、5月、8月、10月と年に3回ほど草取りをする。

特に8月の暑い盛り、重い草刈機をしょって汗だくになって草刈をするのは
いったいこれは労働なのだろうか、それとも何かの楽しみででもあるのだろうか・・・



私はこの草刈を楽しみながらやっているつもりだ。
このことによって椿山がきれいになる。
冬から春にかけて赤い椿の花がたくさん咲いてくれる。

いろんな動物や小鳥たち、虫さんなんかにもあえる。
みんな友達だし、椿山の仲間だと思っている。

サル、リス、またキョン。山鳩やコジュケイ。
青や黒や茶色の蛇たち、小さな虫などはその種類や数もかぞえられない。

7月28日、その草刈の最中、足元からダダッと逃げ出したものがいた。
はじめは猫かと思った。気をつけてそこいらを見てみると・・・

あった あった

これはコジュケイの巣だ。(島では“コジッケ”と訛ることもある)



たけのやや高い草の中に、枯れ草をしいただけの簡単な巣が作ってある。
中には白いきれいな卵が6個かたまっていた。
親鳥が近づいてくる草刈機の音と人の姿に驚いて逃げ出したものらしい。

その場所だけ刈り残して次の場所に移動した。

一時間ほどしてそっとのぞいてみるとちゃんと戻ってきて卵を抱いている。
コチラをじっと見つめる丸くて黒い目がとてもかわいい。



驚かせないように気をつけて、そっと枯れ草と木の枝をかぶせておいた。
まわりがほとんど丸見えになってしまったので猫やカラスに襲われないために。



それからは毎日一度、朝、あるいは夕方、椿山に行くたびに
私のピーコ(これが名前だ)の巣をそっとのぞかせてもらうことにした。

いつもうずくまって卵を大事そうに抱いたまま、相変わらず
丸くて黒い目だけを動かしてこちらをじっと見る目がなんともかわいい。

いくらかこちらを信頼してくれたのかな、と思うとちょっと悪い気はしない。



8月に入り、ますます暑い日が続く。
ピーコは相変わらず熱心に卵を温めている。

8日が過ぎ、9日は台風が接近して大雨になった。

ピーコの巣が心配だったので、あらかじめ少し余計に
枯れ草をかぶせておいたのだが、とても気になった。

10日は台風一過のいいお天気。

朝、椿山に行って“ピーコ”と声をかけてみたが姿がない。
巣は痛んでいなかったが透かしてみると卵の殻がいくつか転がっているのが見えた。



あの大雨の合間に何とか無事に巣立ちをしたらしい。
卵の殻もちゃんと6個あったので一安心。



巣のあった場所を片付けて家に帰ったが、

“明日からもうピーコに会えないな”

と思うとなんとなく少しもの足りない気がするのは
これは仕方のないことだろう。


雨に洗われて緑が美しい木々の間から、
ヒグラシの涼しげな声がしきりに聞こえてくる
真夏の朝のことだった。

〜やぶ乃椿散人〜


Sunday 
posted by スポンサードリンク
-
comment : 0
trackbacks : 0

スポンサーサイト


Comments

はじめまして。ちっきょと申します。
コジュケイに関するトラックバック、大変うれしいです。ありがとうございます。

うちで(タマゴで)保護した鳥は、当初拾った本人が「コジュケイだ」と言い張ったので、
『ちょっとこい』と言う名前で育てられました。
が..ブログに写真を載せている課程で「コジュケイと違うようだ」という疑惑が浮上。
みなさまのお知恵をお借りして「ヤマドリのようだ」という結論に達しました。

孵ったタマゴ7羽(2羽は死産に近い)中、無事に巣立ったのは1羽だけでしたが
淋しい反面、とてもうれしかったです。
今でもときどき、戻ってきてはいないかと、庭を見つめてしまいます。

ピーコちゃんも、子供たちも、きっと元気に暮らしていると思います。
来年また、巣作りに帰ってくるかもしれませんね。
from  ちっきょ : 2006/08/15 20:30
はじめまして、「はと」です。
ここ白浜からはお向かいになる伊豆大島ですね。

貴地のコジュケイには大きな蛇などの天敵がいないのでしょう。

いつか晴れた日に房総半島が見えたら写真をみせてくださいませんか。

が、伊豆大島の三原山(764m)が高いのでこちらからは良く見えますが、房総半島南端の山は200m程度なので、そちらからは見えないかもしれませんが(笑)。

http://hato.de-blog.jp/hatokaku/

 
from  はと : 2006/08/16 12:26
まあ、出会いがあれば別れもあるわけで。
期待と思い出が増えていくから毎日が楽しくなるんでしょうね。
山に入ると、いつも違った発見があるものです。

それはそうと、やっぱり大島でも蛇はいます。マムシ、アオダイショウ、カラスヘビなどなど。
特に夏場はアチラコチラで見かけますね。

本日は大迫力! 「やぶ乃椿散人 対 マムシ」 の様子をご紹介いたしました。
from  伊豆大島【椿の花工房】 : 2006/08/20 16:30
   


 

Trackbacks   TB URL  http://izu-oshima.jugem.jp/trackback/106



椿の花工房の仕事

【椿の炭焼き】
ああ、椿山に今日も炭焼の煙がたなびく。
椿しか焼かない私の「椿の炭焼き」のご紹介です。


【椿の花焼き】
伊豆大島の民芸焼き物、。きわめて特殊な「椿の灰」の自家製釉(うわぐすり)で、還元・又酸化焼成された私の焼物です。


【椿の実の仕事】
椿の実や大島桜の実、様々な木の実を使ったアクセサリー作りのご紹介。収穫、選別から、加工に至るまでの工程。


【椿灰〜やぶ椿灰作り】
陶芸の釉薬や染色の際に重宝される椿灰。椿で知られる伊豆大島ならではの、あまり知られていない変わった仕事のご紹介。


【伊豆大島の思い出写真】
懐かしさを感じる昔の写真。伊豆大島のちょっと違った風景をお楽しみ下さい。