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Thursday 10:06
posted by やぶ乃椿散人
椿山の話
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海越えて 椿ばかりの 島だとサ


きびしい残暑がようやく終わり、ふと気がつくといつの間にやら
さくら、ケヤキの木の葉がうす茶色に色づいているのに驚かされる。

10月も10日過ぎると、私の知る限りの
何本かの早咲きのツバキの木が花を咲かせ始める。



はじめは1つ、2つ。
また気がつくとあっという間に2分咲き、あるいは3分咲きとなっている。

そうだ。もうすぐ島中いっぱいのツバキの冬。



この時期、今年最後の椿山の草取りと片づけをする。
いわばツバキのお客様をお迎えするための冬支度だ。

この椿山には大島一の大ツバキ、千寿椿(目どおりの太さ183cm)を始め
大小あわせて200本もの藪ツバキが立ち並んでいて、
花の季節になると手の届く先から見上げる高さのこずえに、
また、落ち椿の小路にと、変化に富んでいて
この山をおとづれるお客様は藪ツバキに飽きることはないという。



こころみにこの大ツバキを抱きしめてその幹に耳を当て、静かに聴いてみよう。
ざわざわとかすかに響く波の音や風の音に混じって、
私たちが今まで耳にした事もない不思議なツバキの言葉のつぶやきが
聞こえてくるかもしれない・・・

〜やぶ乃椿散人〜

Saturday 17:04
posted by やぶ乃椿散人
椿山の話
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赤い花なら・・・  (彼岸花のお話)


9月にはいるころ。

椿山で草取りをし、椿の実をかごいっぱいにつめての帰り道。
ふと見ると足元に大きな筆の筆先にも似た可愛らしい芽がそこここに。



アア、もうマンジュシャゲの芽が出始めたのだ。

去年もそう。おととしもそうだった。

この花は秋の彼岸近く、椿山の木の間から日の光が白々と斜めに差し込むようになり、草むらの虫たちの声がなんとなくせわしく聞こえるようになると、そのあたり一面が真っ赤に見えるほど見事に咲く。



マンジュシャゲの成長は驚くほど早い。

最初の2・3本が次の日には20・30本に、また次の日には当たり一面にと。まるで見ている間にも伸びているんじゃないかと思うほどの勢いで伸びていく。伸びながら次々と花を咲かせる。

あっという間にそこらじゅうが赤い花々でいっぱいになる感じだ。



そこここに黒いアゲハチョウが5匹、10匹と、
嬉々として花に戯れているのを眺めるのはとても楽しい。

こちらもつい浮かれ出して、誰もいないのを幸い、

アカイハナナラ マンジュシャゲ〜

と昔の流行り歌などを思い出して繰り返し歌ってみたりした。
花がすっかりなくなってしまうまでの4・5日そのようにして過した。



薄暗くなって家に帰る。夕食のときにふと妻がつぶやいた。

ヘンネー、このごろバカにぬかみそのぬか床が痛むんだけど。

と怪訝そうに首をひねっている。

・・・・。

私は内心ドキッとしたがそしらぬ顔をして、その夜は焼酎も早めに切り上げてそそくさと寝てしまった・・・。思わぬところで迷惑をかけるからもうマンジュシャゲの歌は歌わない。



〜やぶ乃椿散人〜

Sunday 18:48
posted by やぶ乃椿散人
椿山の話
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椿の実の取り入れ


伊豆大島の冬から春にかけて美しい紅色の花を咲かせ、2月〜3月に実った小さくてかわいらしい緑色だったツバキの実が、つゆの雨、厳しい日差しの夏のあつさを乗り切ってようやく完熟していよいよ収穫の時期となった。



実は5〜6センチくらい。3つまたは4つに割れて、中からはかわいらしくて黒くて元気のいい種が5〜6個顔を出している。このタネから特産の椿油を搾ることができる。

収穫の時期は長年の慣例によって9月の1週過ぎから始まる。まだ残暑の厳しい中、それぞれかごを背負い、カギのついた長い竹ざおなどを持って老若男女がツバキの実の収穫に精を出している光景は大島の秋の風物詩としてなんとも和やかで温かい風情をかもしだしている。



集めた実は椿の油やさんに買い取ってもらったり椿油と交換してもらったりして自家用に消費したりしている。現在はどうか知らないが、昔は女性の黒髪の手入れになくてはならないものだったとも聞く。

そして・・・



このスタイルを見よ!!!

えっ? 釣竿をもって山に釣りにでも行くのかって・・・?
イヤイヤ、これが“散人流椿の実の取り入れスタイル”だ。



すなわち背には大きな山かごを背負い、脇にはマムシ取りの3点セット、手には長短2本のカギンボウ(これがこの棒の呼び名だ)。こいつで椿の実を引っ掛けて地面に落とすのである。長いほうは釣竿を改造したもので登ることができない高い木の場合用、短いほうは木に登って使う。



まだまだ暑いので麦藁帽子の破れかけてのをかぶり、蚊よけのために息子のお下がりの古いワイシャツを引っ掛けて長靴を履いている。

ドウモわれながらあんまり格好がよくない。
できれば若い女性などには見られたくないものだ。

・・・イヤ、どこかで誰かが見ていたのかも知れない。
そのせいかどうりで最近、全然もてなくなったンだ。・・・と思う。




Sunday 18:30
posted by やぶ乃椿散人
椿山の話
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キバナコスモスと椿の少女像


前回、マムシをとっ捕まえた記事以来、更新をしていなかったので、
「やぶ乃椿散人はあのあとマムシにかまれて・・・」
なんていうウワサがまことしやかに流れていたとかいないとか。

そんなことありません。全然、元気にやっております。
この夏は、「椿の花焼・体験焼き物教室」にかなりのお客様がきてくれたり、
コジッケの様子を見たり、マムシを捕まえたり、草を刈ったり、
なかなか忙しく過ごしていました。

ああ、ちなみに体験焼き物教室は大変ご好評をいただいておりますので、
この秋も引き続き随時開催させていただきますね。


パソコンの操作にもだんだん慣れてきたので、
自分でもいろいろやってみようかと画策中なのであります。
ちょっと更新の回数は減るかもしれないけど、
内容を充実したものにしていこうと思いますので今後もよろしくね。


画像は椿山の入り口の“椿の少女像”
植えておいたキバナコスモスがきれいに咲いていたんだけど、
今週末の雨でけっこう散ってしまうかなぁと思い、記念に。


Sunday 16:18
posted by やぶ乃椿散人
椿山の話
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椿山 マムシのちび助の気持ちは・・・


刈り取った草が何日かたってすっかり乾いたころ、
運べるものは集めて堆肥に、運ぶのが大変なものはその場で燃やしてしまう。



この暑い中、ボンボン火を燃やすと、火と夏の暑さで、
2時間くらいで体重が2キロほど確実に減ってしまう。

こいつは美容にもとってもいいヤー と負け惜しみで思ったりする。



しかし気をつけないと枯れ草の下には時々マムシが隠れていたり
するときがあるので、フォークを使って注意しながら仕事をしよう。

ほーら。 出てきたぞー。



こいつはでっかい黒マムシだ。
(マムシには黒マムシと赤マムシがある)

早速かねて用意のマムシ3点セットを取り出す。
その間にどこかに隠れてしまわないように注意していよう。



まず木の棒で首のところをちょっと押さえる。
あんまり力を入れると苦しがってかわいそうだから気をつけよう。



木の棒を火バサミに持ち替え、左手にペットボトルを持って
その口をマムシの頭に近づける。



右に左に頭を振ってイヤイヤをするのをうまくあしらって
ボトルの中に頭を入れてしまう。

こうなるとマムシはバックしづらくなるので、
火バサミを使ってズルリズルリとボトルの中に押し込んでしまう。



ふたをしっかり閉めておしまい。
ふたには空気穴を開けておくこと。

今日は同じ場所で赤と黒を2匹捕まえた。
とても若くてキレイなやつだった。



2匹が恋仲なのか夫婦ものなのか、
まだマムシ語がわからないのでちょっと判断できないが・・・



時々馬鹿に気が強いのがいて捕まえようとすると
大口あいて木の棒には噛み付く、ボトルの中で大暴れはする、
まるで大きな暴れ馬か、小さなファイト満々のボクサーのようにみえるのもいる。



そこでボトルのふちをコン、コンとたたいてこのちび助に聞いてみる。

おい チビよ。
もしもお前がボクサーだとしたらいったいどんなクラスなんだい?


チビは冷たい大人びた目でチラとこちらを見て

いい加減にほっといてくれよ。
オイラはこう見えても立派なヘビー級だい。
早くここから出してくれー



と言ったとか、言わなかったとか・・・

〜やぶ乃椿散人〜


Tuesday 16:49
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コジュケイ ピーコの大事な卵


私が仕事をする椿山。約3千坪ほど。
一年のうち、5月、8月、10月と年に3回ほど草取りをする。

特に8月の暑い盛り、重い草刈機をしょって汗だくになって草刈をするのは
いったいこれは労働なのだろうか、それとも何かの楽しみででもあるのだろうか・・・



私はこの草刈を楽しみながらやっているつもりだ。
このことによって椿山がきれいになる。
冬から春にかけて赤い椿の花がたくさん咲いてくれる。

いろんな動物や小鳥たち、虫さんなんかにもあえる。
みんな友達だし、椿山の仲間だと思っている。

サル、リス、またキョン。山鳩やコジュケイ。
青や黒や茶色の蛇たち、小さな虫などはその種類や数もかぞえられない。

7月28日、その草刈の最中、足元からダダッと逃げ出したものがいた。
はじめは猫かと思った。気をつけてそこいらを見てみると・・・

あった あった

これはコジュケイの巣だ。(島では“コジッケ”と訛ることもある)



たけのやや高い草の中に、枯れ草をしいただけの簡単な巣が作ってある。
中には白いきれいな卵が6個かたまっていた。
親鳥が近づいてくる草刈機の音と人の姿に驚いて逃げ出したものらしい。

その場所だけ刈り残して次の場所に移動した。

一時間ほどしてそっとのぞいてみるとちゃんと戻ってきて卵を抱いている。
コチラをじっと見つめる丸くて黒い目がとてもかわいい。



驚かせないように気をつけて、そっと枯れ草と木の枝をかぶせておいた。
まわりがほとんど丸見えになってしまったので猫やカラスに襲われないために。



それからは毎日一度、朝、あるいは夕方、椿山に行くたびに
私のピーコ(これが名前だ)の巣をそっとのぞかせてもらうことにした。

いつもうずくまって卵を大事そうに抱いたまま、相変わらず
丸くて黒い目だけを動かしてこちらをじっと見る目がなんともかわいい。

いくらかこちらを信頼してくれたのかな、と思うとちょっと悪い気はしない。



8月に入り、ますます暑い日が続く。
ピーコは相変わらず熱心に卵を温めている。

8日が過ぎ、9日は台風が接近して大雨になった。

ピーコの巣が心配だったので、あらかじめ少し余計に
枯れ草をかぶせておいたのだが、とても気になった。

10日は台風一過のいいお天気。

朝、椿山に行って“ピーコ”と声をかけてみたが姿がない。
巣は痛んでいなかったが透かしてみると卵の殻がいくつか転がっているのが見えた。



あの大雨の合間に何とか無事に巣立ちをしたらしい。
卵の殻もちゃんと6個あったので一安心。



巣のあった場所を片付けて家に帰ったが、

“明日からもうピーコに会えないな”

と思うとなんとなく少しもの足りない気がするのは
これは仕方のないことだろう。


雨に洗われて緑が美しい木々の間から、
ヒグラシの涼しげな声がしきりに聞こえてくる
真夏の朝のことだった。

〜やぶ乃椿散人〜


Sunday 10:19
posted by やぶ乃椿散人
椿山の話
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椿山、白と緑でふかふかな感じ


草取りをしながら撮った写真です。
まあ、季節によっていろいろな姿を見せてくれるもので。



すっかりおなじみになりました、私が仕事をする椿山ですが
地面がみどりと白でキレイにうめつくされています。



じゃーん。正体はドクダミの群生でした。

名前の割りには、どくだみの花ってかわいらしいですよね。
しかもこれだけ群生していると遠目で見てもなかなかのもの。

ちなみに今回の草取りではドクダミは抜かずにおきました。
簡単に引っこ抜けて割りとタチがいい草なので、
もう少し花を楽しんでからね。



この時期、山に入るときはくれぐれも足元に気をつけて下さい。
「マムシに注意」です。


Wednesday 14:32
posted by やぶ乃椿散人
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剪定した椿も緑が深く・・・


今年の5月はずいぶん変なお天気が続きましたね。
今日あたりはとてもいいお天気ですが。

さて、椿山の椿の木は年毎にローテンションで剪定をします。
この時期は去年以前に剪定した椿もドンドン緑を深くしますね。

剪定の際にはコンナ感じに丸裸になるくらい切ってしまっても大丈夫。



放っておくとこのようにモサモサと枝葉が出てきます。



お天気がいい日だと、緑がキレイね。

でもね、夏を前にした時期、椿の下に行く際には毛虫に注意しましょう。
椿の木には“チャドクガ”がいるんです。

ナリは小さな毛虫ですけどね。
刺されるとかぶれてえらいことになります。

万一やられたときには“マムシ酒”を塗るとよく効くのですが、
これがまたすごいニオイなので・・・。

Saturday 13:40
posted by やぶ乃椿散人
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お花畑のような・・・


なんだか毎日、雨がふったりやんだり。
梅雨のようなお天気が続いていやになっちゃうのね。

気晴らしにこの前撮ったお花畑のような写真でも掲載してみようかしら。



場所は私が働く椿山のすぐ下、海が見える展望台です。

ピンクの花がいっぱいでお天気がいい日はとっても気持ちがいいのよ。
この花、大島だと“ムシトリソウ”なんて呼ぶけどホントはどうなんでしょうね。



「ムシトリ」と名前がついていますが、食虫植物ではありません。
この時期はチョウチョとかトンボとかバッタとかいろいろ遊びに来ております。

お天気がよくなったらみなさんもお弁当を持ってでかけてみてはいかが?


Wednesday 11:40
posted by やぶ乃椿散人
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椿の実も膨らみはじめ。


私が仕事をする椿山でも椿の実が膨らみはじめました。



伊豆大島の椿は毎年11月くらいから3月くらいに順番に咲きますが、
そのうちおよそ2月以降に咲いたものがこの時期に実をつけるんですね。

5月〜6月ごろ、目立つように大きくなっていきます。
椿油を搾るために収穫するのは9月1週目くらいからかな。

木に登ったり鉤をつけた棒で引っ掛けて落としたりして収穫します。
青いままで膨らんだ実を天日に干しておくとだんだんひび割れて
かわいらしい茶色い実がいっぱい採れるんですね。



油を搾る前の椿の実はコンナ感じ。
アクセサリーを作るのに使ったりもしますね。



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椿の花工房の仕事

【椿の炭焼き】
ああ、椿山に今日も炭焼の煙がたなびく。
椿しか焼かない私の「椿の炭焼き」のご紹介です。


【椿の花焼き】
伊豆大島の民芸焼き物、。きわめて特殊な「椿の灰」の自家製釉(うわぐすり)で、還元・又酸化焼成された私の焼物です。


【椿の実の仕事】
椿の実や大島桜の実、様々な木の実を使ったアクセサリー作りのご紹介。収穫、選別から、加工に至るまでの工程。


【椿灰〜やぶ椿灰作り】
陶芸の釉薬や染色の際に重宝される椿灰。椿で知られる伊豆大島ならではの、あまり知られていない変わった仕事のご紹介。


【伊豆大島の思い出写真】
懐かしさを感じる昔の写真。伊豆大島のちょっと違った風景をお楽しみ下さい。